願いを込めて!!

 0816_daimonji.gomaki1.jpg

 五山の送り火の当日、銀閣寺にて護摩木を奉納してきました。
 「moti家 家内安全・無病息災」を祈願し。。。 
 ここで奉納した護摩木は送り火として右大文字で焚かれるのです。
 参加しているようで、ちょっと嬉しい!!

送り火(決して”大文字焼き”ではありません。)

 京都に来て3度目の五山の送り火です。
 今年はツウぶって、大の字が灯されたときに、手を合わせてみたりしました。
 暗闇に突如として浮かぶ大の字は、何とも幻想的。
 とても静かな気持ちになります。
 

 
 そうそう、これは決して「大文字焼き」ではないのです。
 「タイ焼きや、どら焼きと一緒にせんといてください」って、京都の人におこられちゃいますよ(笑)

六道参り

 ひさびさの更新となりました。
 京都は灼熱地獄です。
 暑くて暑くて暑くて暑くて暑くて暑くて暑くて暑くて暑くてたまりません。
 というわけで、blogを更新する気になれず・・・。
 先週末、六道珍皇寺に六道参りに行ってきました。
 0810_rokudo-san.jpg

 六道参りとは
「8月8日から10日頃に京都府京都市にある六道珍皇寺で開催される行事。これはお盆の精霊迎えの行事であり、 人々は迎え鐘と呼ばれる鐘を突き、門前で槇の枝と 早稲を買い求めて持ち帰ります。 六道とは仏教の世界観で、われわれの世界に近い所にある6つの世界です。 地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道で、この六つの世界に生まれ 死んだものは又いづれかの世界に生まれて輪廻していくとされます。」
 だそうです。
 0810_rokudo-mairi.jpg

 私たちもお迎えの鐘を撞いてみました。
 ご先祖様は、京都観光に来てくれたのでしょうか?
 六波羅近辺は、昔ながらの風情が残り、とてもよい雰囲気です。
 明日(今日)は、五山の送り火です。
 なんか気の利いたことが書きたいのですが、、眠いのでまた明日をお楽しみに。。
 ※はじめてmacからblogを書いてみました。。

注連縄切り

 gionmatsuri2007.1.jpg

 gionmatsuri2007.3.jpg

 祇園祭のクライマックス「山鉾巡行」です。
 今朝も早起きして、四条麩屋町でスタンバイ。
 お稚児さんの注連縄切りはこちらで行われます。
 遠くに見える長刀鉾が、コンチキチンのお囃子と共に徐々に近づいてきて、いよいよ注連縄切りへ。
 お稚児さんが太刀を振りかざし、注連縄を切った瞬間に、観客から一斉に拍手が。
 本当に本当に感動するんです。この儀式。
 何度見ても飽きることはないし、毎回ちょっと涙してしまいます(笑)
 
 祇園祭は、約860年頃、京の町で疫病が流行したために、神泉苑とよばれる場所(現存します)で、66本の鉾を立てて祭を行ったのが始まりと言われています。
 長い長い年月を経て、形を変えながらも、この祇園祭が京都の町に根付いて、そして京都の人たちが誇りに思うお祭として、今も行われていることが素晴しい。
 そしてきっと、これからもずっと絶えることなく続いて行くんだろうなぁ。
 やっぱり毎年、祇園祭、見たいなぁ。

宵山とあばれ観音

 yoiyama1.jpg

 昨日は、浴衣を着て宵山へ。
 雨が少し降ったりしましたが、そのお陰で涼しい宵山を過ごすことができました。
 また、色々な鉾・山を見て回り、そして屋台で飲み&食べまくりツアー!!(笑)
 そして、宵山の深夜(23:00頃)に南観音山だけで行われる「あばれ観音」というとても珍しい行事を見に。
  

 abarekannon3.jpg

 南観音山の御本尊である楊柳観音を布でぐるぐる巻きにし、お神輿に縛りつけ町内を3周するのです。そして、町の両端で、「わ~っしょいっ、わ~っしょいっ、わ~っしょいっ!」と掛け声をかけながら、観音様を激しく揺らすという兎にも角にも不思議な行事です。
 
 このあばれ観音が行われるのは、
 「北観音山のご本尊が男性であるのに対し、南観音山は女性であるため不祥事が起こらないように観音様が荒行をして身を慎まれる」
 とか、
 「翌日の山鉾巡行で静かに座っていてもらうために今のうちに暴れさせる」
 等と諸説あるらしいですが、理由は定かではないようです。
 昨年体験した宵山とは、また違った楽しみ方をすることができて、大満足。
 京都に住む年数を重ねるごとに、新たな京都を知ることができて本当に嬉しい。
 どうか、来年も祇園祭を見ることが出来ますように。。。
 
 
 

宵々山

 宵々山に行ってきました。
 午後からフラフラと各鉾・山を見て回って来ましたよ! 


 「岩戸山」です。
 この山は、天岩戸を開いて天照大神が出現される日本神話に基づいているんだそう。
 という訳で、この山の御神体は天照大神です。
 そして、ダンナサマがTシャツを購入したら、山の上に登れることに!
 この写真は、山の上から撮ったものです。
 スゴイたくさんの人!!!
  
 yoiyoiyama2007-1.jpg

 そして、こちらは日もすっかり暮れた頃の「鯉山」です。
 やわらかい提灯の灯りに、癒されます。
 このような感じで32基の鉾・山が装飾され、提灯が付けられているのです。
 街は祇園祭一色!!
 明日は、宵山。
 明日は浴衣を着て出掛けるぞ~!!
 
 
 

お稚児さんに出逢った~

 

 ochigosan2.jpg

 ochigosan3.jpg

 今日7/12は「鉾曳き初め」と呼ばれる、試し曳きの日でした。
 山鉾巡行当日は、祇園祭は男祭ということで女性が鉾を曳くことは許されていないのですが、今日はOK。
 という訳で、たくさんの老若男女が体験していました!
 しかも、綱を引くと厄除けになるらしい。。
 私も参加すればよかったなぁ。
 
 函谷鉾や鶏鉾、月鉾の曳き初めを見た後、長刀鉾へ。
 待っていたら、なんとお稚児さんが登場。
 まさか、お稚児さんに出逢えるとは思っていなかったのでかなり感動!!
 コンチキチンのお囃子が流れる中、しっかり前を見つめるお稚児さんに心奪われました(笑)
 
 やっぱり長刀鉾はスゴイ。
 貫禄があるというか、何と言うか力強くて高貴で、人の心をガツっと掴むオーラがあります。
 山鉾巡行で行われるお稚児さんの注連縄切りが楽しみ!!
 これは本当に感動するのです。
 何度見ても鳥肌が立っちゃう。
 ウルっときちゃうんだよなぁ(笑)
 
 (※ちなみに、イタリア旅行記は祇園祭の為、しばしお休みです。)
 
 

建った!!!

 

 naginataboko2.jpg

 昨日から始まった鉾建て。
 今日、着付けの教室が終わってから行ってみたら、ちょうど長刀鉾の真柱(真木)を建てているところでした。
 たくさんの人たちが見守る中・・・・
 建った~~!!!
 どこからともなく湧き上がる歓声と拍手。
 みんな祇園祭好きなんだなぁ。
 今週末3連休が、宵々々山、宵々山、宵山です。
 やっぱりワクワクする!!祇園祭!!
 建った写真は残念ながら、間違えて消去してしまった。(涙)
 なんてこった。。
 

祇園祭

 今日、7/10から鉾建てがスタートです。
 でも、生憎の雨・・・。
 見に行こうかと思っていましたが、雨のため中止~。
 雨はキライなのです。
 明日は行ってみようかな。
 ↓ これは「山田松香木店」で購入したお香。
 

 鉾が描かれていたので、思わず買ってしまいました。。
 白檀の爽やかな香り。
 梅雨のじめじめした空間を、やんわりとした空気に変えてくれます。
 今年の山鉾巡行は平日。それでも混むのかな??
 どうか晴れますように!!

お稚児さん

 祇園祭まで、あと約1ヶ月。
 お稚児さんが決まったそうです!
 今年のお稚児さん、お兄さんもお稚児さん経験者なんだそうです。
 スゴイ一家。。。。
 何度見ても、毎年感動を与えてくれる山鉾巡行。
 (勝手に家族の一員になった気分で見てしまいます 笑)
 今年はどうか、晴れて欲しい!!
 あ~、祇園祭楽しみ☆
 ↓ 去年の注連縄切りの様子。
 gionmatsuri-7.17-2.jpg

京都のへぇ~!!

 

 
 10/22は、実は私の誕生日♪
  (おめでとう~!!パチパチ 笑)
 そんな日に平安遷都を祝う“時代祭”が行われました。
 約1200年前の10/22に長岡京からここ京都に遷都したんです。
 自分の誕生日と同じ日に京都が誕生したなんて。。。
 勝手に京都との縁を感じてしましまいました(笑)
 2年前は御所まで見に行ったのですが、その時の印象は
 ・・・・・・(笑)
 だったため、今回はそんなに真剣に見なくてよいかな、という訳でノンビリでかけ、河原町三条で見ました。
 
 このお祭は平安遷都1100年を祝う行事として始まったもの。
 御所を出発し、平安神宮に向かいます。
 京都の皆さまが、色々な時代の有名人(?)に扮して、京の町をねり歩くのです。
 始めは維新勤王隊列、そして幕末志士列。
 桂小五郎や坂本竜馬などなど。。。。
 それから、江戸時代→戦国時代・・と時代を遡っていくのです。
 信長や秀吉なども登場します。
 ここでひとつ疑問が・・
 なぜ足利氏がいない?!?!
 金閣寺も銀閣寺も足利氏が建立してるのに。
 京都の文化にかなり貢献してる気がするんですが。。。
 というわけで、ちょっと調べてみました。
 “明治期に祭が始まった際、室町幕府の初代将軍・足利尊氏は「逆賊」との見方から、室町時代列が作られなかったとされる。”
 のだそう。
 しかも室町時代の列が作られたのは2005年からなんだそうです。
 2年前見に行った時は室町時代の列さえなかったんだ!
 全く気付かなかった。。。
 今回、室町時代の列はあったものの、足利氏の登場はなく。。
 しかし今後は、京文化の原点ともいえる北山・東山文化の時代風俗を再現したいという思いはあり、尊氏や義満・義政の参加も検討しているんだそうです。
 お祭りにも色んな時代背景があるんですねぇ。。

和菓子版(?!)五山の送り火

 気付いたら、もう8月も終わりではないですか!!
 1ヶ月以上(?)blogを更新することもなく。。。。
 何とも言えぬこの暑さに、気力体力を奪われてしまいました(笑)
 というわけで、久々の京都通信です。
 上洛して早や2年。
 確かちょうど2年前の五山の送り火前日に京都入りしたんだよなぁ。。
 早いなぁ。。
 今年で3回目の大文字です!
 残念ながら今年は、「大」の字のよいショットが撮れず・・・
 その代わりに、和菓子の世界の大文字をお楽しみください(笑)
 
 お気に入り、「末富」の「懐中しるこ」です。 
 五山の送り火(8/16)前後にしか販売されない貴重なモノなのです!
 

 gozannookuribi1.jpg
-それぞれの位置に並べてみました
 gozannookuribi2.jpg

 なかなかのお味です☆
 甘さも口当たりもちょうど良く、想像していた以上に美味でした。
 とろ~り、ふわぁっと甘さが広がります。
 目でも口でも楽しめる一品です。
 さてさて、来年の送り火はこの京都の地で見ることが出来るでしょうか?!?!

祇園祭-お稚児さん

 7/17は、雨の祇園祭(山鉾巡行)でした。
 残念な気持ちもいっぱいでしたが、こんな祇園祭も印象に残るはず!
 先頭は長刀鉾。
 これに続き、全部で32基の鉾や山が巡行をします。
 長刀鉾が近づいてくるにつれて、歓声が沸きあがってきます!
 この鉾にはお稚児さんが乗っています。生き稚児は、この鉾のみ。
 他の鉾は全て人形になってしまっているのです。
 gionmatsuri-7.17-1.jpg

 美しくお化粧をされたお稚児さん。
 祇園祭の期間は、お稚児さんは神様なのです!
 そして、このお稚児さんが、四条麩屋町にある神域の境界を示す縄を太刀で切り落とすんです。
 この「注連縄切り」と言われる行為によって、神域との境界が解かれるというわけです。
 お稚児さんの太刀が縄をパンッと切った瞬間は本当に感動でした。
 もう鳥肌立ちまくり!!!
 gionmatsuri-7.17-2.jpg

 gionmatsuri-7.17-3.jpg

 
 このようにして、山鉾巡行が行われるのです。
 
 祇園祭は、平安時代869年、京で疫病が流行した際、当時の国の数にちなんで66本の鉾を立て、祇園の神(素戔嗚尊:スサノオノミコトら)を迎えて災厄が取り除かれるよう祈ったことが始まりと言われています。
 応仁の乱で一度途絶えたのですが、1500年に町衆の手で再興されたんだそう。
 こんなに歴史があり、大切に続けられてきた祇園祭。
 これからもずっとずっと続いていって欲しいものです!!

宵山

 今日は宵山!
 どこもかしこも人・人・人!!!!!
 でもこの混雑がお祭りを一層と盛り上げてました。
 yoiyama-hunehoko1.jpg

 「船鉾」を下から。
 この鉾は船の形をしています。
 yoiyama-taishiyama2.jpg

 我が家から最も近い「太子山」。
 聖徳太子を祀っています。
 ここでは、聖徳太子にちなんで知恵が授かるという「知恵のお守り」が授与されています。
 (もちろん購入 笑)
 
 また、ちびっ子たちが、
 ♪ろうそく1本献じられましょう
  ちまき どうですか~
  ・・・・・・・・・・・・・・♪
 などと、京のわらべ歌を歌いながら、売っているんです。
 カワイイ~。。。。
 録音されたテープが流れていたりする鉾や山もありますが、ここでは本物の子供たちが歌ってました!
 やっぱり京都のお祭の中で祇園祭が1番だなあ!
 明日も楽しみです!

鉾の上から

 hokaboko1.jpg

 放下鉾の上からの風景です。
 この放下鉾は昔からのしきたりを大切にしているということで、鉾に登れるのは男性のみ。
 残念ながら私は女の為、鉾の上に乗ることはできず・・(涙)
 これはダンナサマが撮影したものです。
 明日は巡行!
 天気予報は雨。。。。
 どうか晴れますように!!!
 

いよいよ!!祇園祭!

 大変ご無沙汰してしまいました。。。。。
 W杯の日本代表予選敗退や、その後応援していたポルトガルの敗退、 そして何よりも中田英寿選手(もう選手じゃないか)の引退!!(涙)、とショックなことが重なり、blogを更新する気になれず・・・の日々でした。。
 そんな気持ち的に冴えない日々を送っていたら、あっという間に京都は祇園祭一色!!
  
 

 7/10から鉾建てが始まりました!!
 これは長刀鉾。
 で、今日の仕事帰りには・・・・・
 gionmatsuri-naginata2.jpg

 gionmatsuri-naginata3.jpg

 こんなことに~!!!!!
 たった3日で、こんな感じに☆
 あ~、ワクワクしてきた~!
 バス停も移動され(鉾建て中はバス停まで移動させてしまうのです。。)、そして、どこからともなく聞こえる「コンチキチン」のお囃子。
 待ってました!祇園祭♪
 気持ちも晴れやかに、そして乾杯~!(笑)
 gionmstsuri-beer2.jpg

 (なんと「祇園祭一番搾り」なのです)

あ~。。。。

 残念なことに・・・・
 祇園祭の曳き手ボランティア、抽選で落ちてしまったそうです。。
 あ~~~。。残念っ!!!!
 全国津々浦々から応募が多いのでしょうか?
 それとも、1度きりの応募ではダメなのでしょうか??
 期待してたのになぁ。
 まぁ、観客に徹することにします☆
 ダンナサマはホッとしてるかも・・(笑)
 

コンチキチン♪

 自宅の前が、廃校になった学校なのですが、そこで色んなことが行われています。
 テニスだったり、ゲートボールだったり、少年野球だったり、選挙だったり。。。。
 で、今日、そこから祇園祭の御囃子の音が聞こえてきました♪
 というか、今聞こえてきています☆
 ここで練習が行われてるんですね。
 “コンチキチン”で有名な御囃子。
 あぁ、、、、またまた血が騒いできました~!!
 
 gionmatsuri-hokotate1.jpg

 去年の風景です。
 こうやって鉾が組み立てられていくんです。
 もうすぐこの光景に会えると思うと嬉しい!!
 あっ、そうそう、曳き手ボランティアに応募してみました☆
 (半ば強引に。。。ダンナサマごめんなさいね。。 笑)
 抽選なのでどうなるか分からないですが!

あと2ヶ月!!!

 あと約2ヶ月で祇園祭です!
 正確には7/1~7/31までず---っと祇園祭なので、1ヶ月ちょっとであのお祭りがやって来るのですが。。。
 有名な山鉾巡行は7/17!!
 それまであと2ヶ月なのです☆
 あ~、今からワクワクする---!!!
 で、、、
 近所に興味深いポスターが・・・・
 「祇園祭山鉾巡行曳き手ボランティア募集」
 (↑ ポスターの絵もあるので見てみてください)
 
 すぐ目に飛び込んできました!
 でも残念なことに、祇園祭は男性のお祭りのため女性の参加は不可。。
 あぁぁ、、、ホント残念っ。。。
 
 でも、即効でダンナサマに連絡しました。
 ぜひぜひ参加して欲しい~!!!
 いつまで京都にいられるか分からないし、こんな貴重な体験絶対できないんだし。。
 絶対参加してもらおうっと(笑)

葵祭り

 今日、5/15は「葵祭」!!
 祇園祭・時代祭と並ぶ「京都三大祭」のひとつです。
 今から約1400年前の567年、国内が凶作に見舞われ飢餓疫病が蔓延した時、これは賀茂の神々の祟りであるとされ、その祟りを鎮めるために「鴨の神」の祭礼を行ったのが、この葵祭の起源なんだそうです。
 牛車や風流傘、斎王代などが平安貴族の格好で練り歩くのが見所。
 雅な雰囲気でいっぱいです。
 
 牛車。馬や牛くんたちが大活躍! 
 aoimatsuri1.jpg
 斎王代。とてもキレイな方でした!
 aoimatsuri3.jpg
 風流傘。かなり重そうなのにオジサマ頑張ってらっしゃいました!
 新緑の中での雅な世界がとても美しかったなぁ。。。